仕事を3つ掛け持ちしていたけれど、そのうちの1つを辞めた。
その仕事は去年の7月から始めた。
始めた目的は、不動産を買うため。
それまではフルタイムの案件をしていたけれど、不動産を買うならもっと収入が必要だと思った。
そのため、忙しくなることを覚悟して始めた。
というのは、当時のブログ記事に詳しく書いてある。
さて、それから1年が経った。
いわゆる副業案件というやつをやってみて、どうだったのか。
1つは、当たり前だけど忙しかった。
本業がフルタイムなので、月〜金の朝から晩まで仕事をしている。
副業をするのはその後。平日の夜とか、土曜日。
だいぶ、可処分時間は減った。
そして辞めた今だから分かるけれど、精神的にも結構負荷がかかっていた。
仕事の忙しさ自体もそうだけど、そのことから来るプライベートな時間の減少も、結構キツかった。
だけど良いこともあった。
もっと自由な働き方に触れることができた。
自分はプログラマという仕事を始めてから、ずっとフルタイムで働いてきた。
会社員とフリーランスを合わせて、もう8年くらいになるけれど、ずっとこの働き方だ。
だけど、副業案件も良いもんだと思った。
時間の自由が効く。ミーティングが少なく、作業の時間が多い。
これはとても自分に合ってると思った。
自分は人格のベースの部分に、人間嫌いというものがある。
正直、仲良くもない同僚たちと過ごす時間は減らしたい。
彼氏とか友達とか、大切な人との時間の比率を高めていきたい。
そういう意味では、副業案件というのはとても楽に感じた。
契約の話で言えば、初めて直接契約というものをした。
フリーランスとしてエージェントを利用しない働き方というのは初めてで、新鮮だった。
最初に契約書を作成し、後は請求書を毎月送るだけ。
請求書の業務は彼氏に任せているので、自分の負担はほぼない。
お金の話で言えば、初めて自分で単価交渉した。
時給4000円から6000円に上がったのは、本当にテンションが上がった。
ブログ記事の冒頭で、「仕事を3つ掛け持ちしていた」と書いた。つまり、フルタイムの案件以外に、まだもう1つ別の副業案件をしている。
その案件でも、最近単価交渉をした。これができたのは、1つ目の副業案件での成功体験があったからかもしれない。
お金の話は大変だ。断られるかもしれない。関係が悪くなるかもしれない。
でも、自分から切り出さないと、単価が上がることはない。フリーランスの重要なスキルの1つだ、と実感した。
総評。
副業案件を1年やってみて。良かった。
無事に所得が増えて、不動産を買うことができた。目標達成だ。
フリーランスとして経験値も上がった。
だけど、なんだかすごく忙しい1年だった。ずっと働いていたような感じw
とても持続可能ではない。
今この記事を書いているのが8月。2023年の後半は、ちょっとゆっくりとしたい。
次の不動産はいつ買うのかとか、自分の理想の人生に近づけているのかとか。中長期的な視点を取り戻したい。
いっぱい遊んで、外に出て、新しい人に出会ったりもしたい。