今年の目標には、勉強することを盛り込んだ。
勉強を始めた目的は、とても実利的だ。
まず収入を増やすため。働く時間を減らしたのだから、これからはフリーランスとしての単価を上げていかないといけない。
それから、仕事を得やすくするため。
少し前に「週3日」「フルリモート」みたいな厳しめな条件で仕事を探したけど、なかなかに苦戦した。
そんなわけで、お金と求職のために勉強を始めたわけだけど、思わぬ副産物があった。
タイトルの通り、勉強がちょっと楽しい。
OSの仕組みとか、データベース構築のノウハウとか、そんな感じの本を読んでいる。
新しいことを学ぶのはやっぱり楽しい。
それが仕事に直結するのだから、なおさらワクワクする。
最近の自分の仕事と言えば、すっかりお金を稼ぐためになっていた。それはとてもドライだ。
少し前まで、仕事を3つ掛け持ちしていた。
専門職が最大限稼ぐには、いまある知識をフル活用するのが良い。けれどそうすると、新しい知識が入る余地がなくなる。
仕事の世界で新しいことを勉強するということは、一時的にバカになることだと思う。
新しい分野では、作業のスピードは落ちる。間違いも発生するかもしれない。だから、そのための余裕が必要だ。
そういう意味では、仕事を掛け持ちしていた頃は、新しいことを学ぶ余裕はまったく無かった。
だけど今、セミリタイアして時間ができた。新しい分野の勉強をして、自分には関係ないと思っていた領域の知識が深めている。
プログラマ10年目にして、またワクワクした気持ちが戻ってきている。