去年、不動産を買った。
購入価格は2000万円。自己資金は2割ほど。それ以外の1500万円に関しては、銀行から融資を受けて補填した。
1500万円の借金というと、世間一般的には大きな金額かもしれない。あるいは10年前の自分に聞かせたら、卒倒するかもしれない。
けれど、不動産の世界では全く大きい金額ではない。
それに、部分的には土地値に担保されているので、世間一般の借金とは少し意味合い異なる。
さて、現在の自分が1500万円の借金をどう捉えているか。
小さな金額ではない。けれど、返せない金額でもない。
そもそも、家賃収入から返済に回すので、自分のお金は出ていかない。だから、大きな焦りはない。
けれど、金利が高い。
今回の融資は金利3.9%で借りている。借り入れ期間は30年。
繰り上げ返済しなければ、利払いだけで1000万円近い金額になる。
住宅ローンを組んでいる人は、この金利の高さに驚くかもしれない。
けれど、そもそも住宅ローンの金利が低すぎる。
不動産投資の上級者なら、1%や2%の金利を設定してもらえるかもしれない。けれど、フリーランスで不動産の実績の無い自分にとっては、あまり贅沢は言えない。
とは言え、繰り上げ返済のことは頭の片隅にある。あるいは他行への借り換え。
そのうち実行に移そうと思っていた。5年後とか10年後とか。
けれど、今のうちからそのことを考え始めても良いのかなと思い始めている。
たくさん借金ができるのは良いことだ。それだけ信用があるということだから。
でも借金が減ることも良いことだ。それだけ信用が回復するということだから。
融資を重ねて2棟目を買うのか、2棟目を買う前に残債を減らしておくのか。
自分に合ったプランを選ばなければいけない。