セミリタイア生活が始まって2ヶ月が経ったので、第一印象みたいなものを書いていく。
結論から言うと、「あまり活かせていない」ということになるけど…。
セミリタイア、今風に言うとFIRE。
FIREした人のブログみたいなものは、検索すればたくさんヒットする。
ざっと見た感じでは、彼らは2種類に分かれそうだなと思っている。
1つが充実系。
FIREしてやりたいことを実現している人たち。平日にしかできないことに注力したり、新しいことに挑戦したり、同じようなFIRE仲間と繋がったり。
FIREして獲得した時間を、大いに活用できていると言える。
もう1つがのんびり系。
充実系みたいアクティブではないけれど、浮いた時間でのんびりしたり、特に何もしなかったり。
丁寧な暮らし、のんびり生きる、みたいに自称しているタイプ。
両者とも、FIREして自分らしい生活を謳歌していると言える。
では自分はどうかと言うと、どちらでも無いなと思っている。
セミリタイアして得た時間を活かせていない。
1つ言えることは、のんびり系は向いてないということが、本当によく分かった。何もしないということができない。
と言うと、意識高い系みたいな感じだけど、かと言ってアクティブに過ごしているわけではない。
セミリタイア生活が始まって、常に焦っているような感じがある。
「せっかく自由な時間ができたのだから、何か意味のあることをしないと…!」という気持ちがずっとある。それはプレッシャーだ。
それなりに新しいことはしている。
平日の午前中に一人でカラオケに行った。安い。空いている。最高だ。それでも、毎日行けるようなもんじゃない。
平日の昼下がりに、上野の立ち飲み屋に入った。安い。空いている。最高だ。それでも、どこか寂しいような気もする。
こんなにも時間があるのだから、もっと何かできるはずだ。みたいな焦りが常にある。
幸い、アイデアはある。
やりたいことは Google Keep に書いている。
だから、それらを消化していこうと思う。
セミリタイア生活を楽しむためには、能動的になる必要がある。自分の時間をどう設計していくか、そのことを考えないといけない。
そのためのエネルギー消費が常に発生する、ということがよく分かった。
今のところあまり活かせていないセミリタイア生活だけど、もっと工夫して充実させていきたい。