どうも、ゲイブロガーのchuck (@chuck_blogger) です。
僕はゲイのブロガーとして、このブログを執筆しています。かれこれ6年書いてきました(2019年現在)。
そんな当ブログですが、会社の同僚が発見したようですw ある日のランチで「ゲイブログ読んでいるよ」と言われたので、その件について書きます。
「ゲイブログ読んでるよ」
それは2019年の秋。同僚、というかお世話になっている方からランチのお誘いが。
2人きりの食事の席で「chuckさんのことはチェックしていて、ツイッターを始めたことも知っているし、ゲイブログも見てますよ」と教えられましたw
僕はフリーランスのプログラマなのですが、技術ブログというものを運営しています。
技術ブログの存在は同僚にもオープンにしています。
でも、はてなブログでブログを書いている以上、このゲイブログも紐付いています。chuck0523 というはてなID で両方のブログは繋がっていて、まぁこのブログを見つけるのはカンタンですよねw
ゲイバレしたってこと?
これは書いておかなくてはいけないことですが、僕は会社でそれなりにオープンです。
僕のカミングアウトのスタンスについては、以下の記事で書きました。というか、ポッドキャスト(無料のラジオ)で喋りました。
ランチに誘ってくれたその同僚も、僕がゲイであることは知っていたはず。なので、ゲイバレした、というわけではありません。
とは言え、普段からゲイ的な話をしているわけではないですけどね。
うーむ、オフィスでのゲイの在り方って難しいですね。いまだに最適解がわかりません。余談ですが。
ゲイブログを見つかるってどんな気分?
上述のように、はてなIDで紐付いているので、もともと「見つかってもいいや」という気持ちでやっています。
むしろ、このブログは自分の本心とか生き様について書いているもの。
読んでくれたなら、これほど嬉しいことはないです。僕は本心を語るのが得意なタイプではないです。なので、ブログを通じて僕について知ってくれるのは、たいへん楽、というのが本心です。
そして「ブログ読んだよ」と言ってくれたなら、それはつまり僕のすべてを知っているよと言われたようなもの。(ちょっと大げさ?)
ブログを見つけて「あっ…(察し)」で終わるパターンもあると思うのですがw、それでも本人にまで「読んだ」報告までしてくれるなんて、嬉しくて仕方なかったです。
ゲイブログでカミングアウト代行
最近、「まずは、ゲイの友だちをつくりなさい」という本を読みました。
この本の中で「カミングアウト代行があれば流行るかも?」ということが書かれています。非常に共感。
そして僕はゲイブログこそ、カミングアウト代行にうってつけだと思うのです。
ゲイブログを執筆して、目立つ場所に
ゲイを隠しているわけではありません。もしこのブログを見つけたら、こっそり教えてください。
なんて書いておいたりして。
何を隠そう、僕自身がこれで家族に間接的にカミングアウトしたわけですしね…w
その時の、4年前に書いた記事より引用。
何気なく帰省して、何気なく食事をしました。そして食事が終わったあと、ふいに父親から「ブログ読んだよ」と言われました。
時間が止まったようでした。あまりに予想外で、頭が真っ白になりました。けれど、徐々に理解が追いついてきて、ああ、ついにこの日が来たんだなと思いました。
所詮は生存バイアスというか、自分の成功体験でしかないのですが、カミングアウト代行としてのゲイブログは非常にオススメです。
まとめ: また1つ世界を好きになれた
以上、同僚から「ゲイブログ読んでるよ」と言われた件について書きました。
きちんと本人に「このことブログの書いていいですか?」と承諾は取ってあります。それから日が経ち、「まだブログに書いてないじゃないですか!」と言われてしまったので、ようやくこうして書いていますw
同僚さんへ、いつもお世話になっています。
「世界は自分の味方」だと思えないような人生を送ってきましたが、「ゲイブログ読んでるよ」と言ってくれて、僕はまた一つこの世界が好きになれました。
そしてその出来事をこの記事にしています。
1人でも多くのゲイが、世界が味方だと思えるような人生を送れますように。
このブログを書いている人
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