先日のテレフォン相談がまた神回だった。
相談者は40代の女性。
相談内容は、職場で自分だけ遊びに誘われないのが不服だという話。
高橋龍太郎先生の回答は、まあいつもどおり無難と言った感じ。良い回答だけども。でも、柴田理恵さんの回答が良かったね。
私一言いいですか。
「当然」って言葉をよく使われるんですけど、「誘われて当然」はわがままだと思います。
楽しそうにしてないってことは、皆の雰囲気よりも自分の気持ちを大事にしているからだと思います。皆のことより自分のことが大事なんだと思うんですよ。
そうすると、楽しそうにしてないから、皆一緒にいて楽しくないと思います。
あのね、「分かりました」じゃなくて、そうやって人に自分のことを言われるのが嫌なんだと思います。
だから先生とかに言われると「そうすれば良いんですね」と言うけど、そうすることができないままの何十年なわけですから。
本当に根本的に変わらなきゃいけないのは、自分がわがままなんです。
人の話を聞いている時は、顔が痛くなるまでニッコリしてみて。
柴田理恵さん良いこと言うね。
実は、自分も少しだけ似たような境遇にある。
このブログでは、僕は今3社目の会社で働いていると書いた。同僚は外国人が多くて、今までの会社よりは付き合いやすくて人間関係は良好と書いたかもしれない。
でも、3ヶ月くらい前から同僚とランチをとることを止めてしまった。その理由を一言で表すと、「めんどくさいから」かもしれない。1時間もの間ランチを食べながら、同僚と話すということが面倒くさく感じるようになってしまった。
その結果、仕事終わりの飲み会等に誘われなくなってしまった。
定時になって、同僚が帰り支度を始める。普段は残業をする同僚までもが、帰り支度を始めたので、何か計画があるのかなと思った。案の定、「どこに行こうか」みたいな話を始める。以前だったら形だけでも声をかけてくれたんけど、最近ではそれもなくなってしまった。
同僚たちがわいわいとどこかへ向かっていく背中を見ながら、どこか寂しい気持ちになる。
もちろん会社というのは仕事をする場所で、友達を作る場所ではない。でも、ランチを一人で食べ始めた影響は確実に出て始めている。仕事に関して、自分の知らない方針を同僚が知っていたりする。それに気づいて、また尻込みしてしまう。という悪循環のようなものが起こっている。
そんな折に聞いた今回のテレフォン人生相談。まさしく自分のことだと思った。
僕は自分の気持ちを優先させている。皆の雰囲気を大切にするということが疎かになりがち。人間関係は自分の心の結果だから、まあ現状みたいになっちゃうよね。