きのうは終戦記念日でしたね。
僕は丸一日バイトでした。。
平成生まれの僕としては、戦争の記憶なんてあるわけもなく、太平洋戦争やベトナム戦争なんかも過去のものです。
そんな僕でも、戦争について無関心なわけではなく、こんなときだからこそアンテナを張らないといけないなと思います。
さいきんでは日本が右傾化していると言われています。
それをまさかと笑う人もたくさんいます。
ほんとのところはよくわかりません。
たぶん、70年前の開戦時、国民の間では戦争が始まったという自覚はそんなになかったと思います。
気づいたら成人男性が徴兵されて、産業が軍事化していき、女子供が働きに出され、、、
というイメージを僕は持っています。
この「気づいたときには手遅れ」というのは、かなり怖い。
けれど、いまの国際情勢で「ある日突然、銃を持った僕が戦場にいる」なんてことも考えづらい。
経済戦争だとか、IT戦争だとか、まったく新しいカタチの戦争が生まれて久しい。
たとえば、アメリカでまったく新しい便利な道具が生まれて、日本の仕事がガッツリ削がれる。
これに対して政府はまともな対応を取らず、失業者たちが貧困に落ちてしまう。
これもある種、経済戦争の余波とも言える。
だから、政府がTPPに慎重になるのは正しい。
(農業はバンバン開放してほしいけど笑)
だからきっと、1か0の問題ではないと思います。
戦争をなくそうとか、憲法改正が戦争に直結するとか、そういう問題ではない。と思う。
だけど、21世紀初頭、あまりにも無知で残虐だった世界の犠牲者となった僕らの祖先。
彼らのことを想って祈るのはきっと意味があることだと思う。
東日本大震災のことも、早くも風化が始まっていると言われる。
ましてや、戦争の記憶なんてあっという間に薄れてしまう。
僕だって、ふだんは忘れている。
駅前とかで、勇敢な人々が募金活動に励んでいて、そこでようやく「あ、何かしなくちゃ」と思い出させてくれる。その程度。
こんなときだからこそ、過去を想って祈りたい。
僕なんかの言葉ではきっと足りないから、音楽の力を借ります。
大好きな森山直太朗さんの、夏の終わり。
それと、中村中さんのカバーもすごく良いです。