僕がゲイバーで(店員さんから)話しかけられない理由が分かった。という話。
このブログでたびたび登場するJくんと一緒に二丁目のゲイバーに行ってきた。ゲイバーなんてさらっと書いてしまったけど、ゲイバーに行くのは人生でまだ5回目とかそれくらいかも。
それで、ゲイバーに行くと毎回感じてしまうことがあって、一緒に行った人と店員さんで話が盛り上がっちゃって、僕が置いてきぼりになってしまうことがあるんですよね。だけど、5回目にしてようやくその理由が分かったなあと。
まず、ゲイバーに2人で入る。それで、僕らは常連でも無いので、まずは2人で話をする。すると、頃合いを見て、店員さんが話に入ってくるんですよね。
「お二人は友だちなんですか?」みたいな。
ここで!僕はJくんの顔を見ちゃうんですよね。で、Jくんが「友だちですよー!」と答える。その後もそういうことが何回か続いちゃって、気づいたらJくんと店員さんが盛り上がってる。みたいな状況になってる。結果、僕がつまらなく感じてしまう。
でも、今回はそれに気づく瞬間があって、店員さんからの質問に積極的に答えてみたら、結果的に僕とJくんと店員さん、3人で楽しく話せていました。
なんというか、意外と単純なことだった。店員さんから見たら、僕は話をしたがらない、あるいは話してもつまらない人に見えていたのかもしれない…。
人間は会話の中で、相手に自分がどう扱ってほしいかを無意識のうちに伝えてしまっているようですよ。
例えば、自信の無い人はすぐ謝ってしまいますよね。何かにつけて「すみません…」と。すると意地の悪い人は無意識のうちに「こいつは自分より下の人間なんだな」と思ってしまうとか、しまわないとか…。
話を振られても隣ばかり見てる僕は、「僕はつまらない人間ですよ!」と無意識にアピールしてしまっていたのかもしれませんね。
すっかり忘れていたけど、僕は知らない人とお喋りすることが苦手なんですよね。基本的には。それでJくんに甘えていたのかも。
ってか、別にゲイバーに限ったことではないか。仲の良い集団で遊んでいる時、全く知らない人が入ってきたらどうするか、という問題な気がする。昔からそういうシチュエーション苦手だったなあ。
でも難しいですよね。特にゲイバーなんて、求められるハードルが高い気がする。お店によっては"賑やか"だから、そもそも相手に聞こえるように話さなきゃいけないし。(僕は声が大きいわけではない)それにみんな楽しみに来ているわけだから、シラケるようなこと言ってもアレだし。
25歳にもなってようやくそんなことに気づくなんて。僕は色々なことが遅い。しかもゲイバーで。こんな年の瀬に。
まあ、そんな話でした。自信満々に、ハキハキと、楽しく喋れたら、人生はそれだけでだいぶ楽しいのかもしれませんね。