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ちょっとマジメなゲイが書くブログ

23歳大学生ですが、60歳のおじいちゃんと口論になりました。

こんにちは、chuckです(^_^)/

 

タイトルの通り。

 

ゲストハウスの同居人と口論になりました。

しかも37歳差のおじいちゃんと。

 

 

 

昨晩のこと。

共有のリビングで過ごしていたら、おじいちゃんが入ってきました。

そのSさん(仮名)とは生活リズムがほとんど一緒。

 

だからもうすっかり顔なじみ。

会えば挨拶して雑談するくらいの関係。

 

それが昨晩は少しヒートアップしてしまいました。

 

きっかけは僕の会社についてでした。

「うちの会社には社員旅行とか無いんですよ」という言葉が引っかかってしまったらしいです。

 

Sさんが言うには「社員の仲が良くない会社が伸びるわけない」とのこと。

 

それからSさんの説教はヒートアップしていきました。

 

 

伏線はありました。

 

Sさんは年代のためか「結婚至上主義」。結婚は「するべきこと」であり「人としての義務」だそう。

ただ、Sさん自身は離婚している。もうだいぶ前に離婚してそれから上京してゲストハウスに住みついたようです。

 

それでも、僕に対しては「彼女作りなさい」「早く結婚しなさい」と熱く語る。

 

僕がゲイだってことはSさんに言えるわけもなく「いやー、彼女いないんですよねーw」といつもの返答。

23年もゲイやってると、悲しいことにすぐ出てくるこのフレーズ。

 

だから、「彼女いるの?」は別にいい。慣れてるし気にしててもしょうがないと思ってる。

 

ただ引っかかるのは「相手の価値観を押し付けられたこと」。

 

それでも。それでも、結婚の押し付けに関しては「まーこういう人いるよねー」で済ませられた。

 

 

 

ただ、昨晩はちょっと違った。

 

Sさんがいつものように熱く語っていた。

「どんな職場にだって嫌なやつはいるんだ」と。

 

それには同意するところもある。

 

ただ、いまの会社はすこし特殊なんです。

 

従業員は11人。

小さな会社だけどすっごく仲がいいというわけではない。

 

でも職場の雰囲気はすっごく温かい。

 

賑やかでもないし、活気があるわけでもない。

 

それでも、ピリピリしてるところがなく優しい人が多い。

 

普段はみんな黙々と作業してるんだけど、質問したらすぐ教えてくれる。

プログラミングで分からないところがあった時、「すみません、これよくわからなくて,,,」と言うと丁寧に教えてくれる。

 

そればかりか、その人が他の人にも声かける。

「○○さんならどうしますかー??」と。

  

それでみんなでうーんと考えたり、話しあったりする。

 

それから雑談になることもよくある。

トピックは様々。

 

「どのエディターが使いやすいですか?」

 

「その昔一太郎というソフトがあってだな...」

 

Python(というプログラミング言語)を使う人のことをパイソニストというらしいですよ」

 

などなど。

パソコンとかインターネットの話題で盛り上がることが多い。

 

でも、みんなテキパキ仕事をする。

在宅勤務が認められているから、全員が毎日いるわけでもない。

 

その関係がすごく居心地いいんですよね。

 

要は「能力があって、人が良くて、それでいて自分の世界を持っている」。

うちの職場ってそういう人が集まっている。

 

 

 

そういう職場がSさんには理解できなかったらしい。

 

社長が社員旅行を提案しても、社員が普通に「嫌ですw」と言う会社。

(実話です)


それを冗談交じりに言ったのがまずかった。

 

それに対してSさんは「それはおかしい!」と。

 

そして「社員が仲良くない会社が伸びるわけ無い!」と豪語。

 

僕は誤解させちゃったと思い弁明。

「それでも、忘年会はありますよ!一緒にランチに行ったりもするし」と。

仲が悪いのではなく、いい意味でドライなんだと説明を試みました。

 

それでもSさんの勢いは止まらず。

なぜか「社長の言うことは聞きなさい」という論調に。

 

えっ、なんか僕への個人攻撃になってない??

そう思った僕は、「いろんな考えの人がいますよ」とか「会社はそれぞれですよ」と言うも、功を奏せず。

 

もう、Sさん完全にヒートアップしてる。

 

僕の名前も間違えてるし。

相手をねじ伏せるまで止まらない。そんな勢いでした。

 

「じゃああなた、20年30年働いたことあるの?」

「20年30年働いても、ドライな人はドライだと思いますけど」

 

「そういう経験があるんですかって聞いてるんですよ」

「いや、無いです」

 

「無いでしょ!あなたそんなんじゃダメだよ」

「じゃあ、Sさんは社員旅行とかあったら嬉しいですか?職場に嫌な人いるんですよね?」

 

「今はそういう話じゃなくてですね!」

 

 

10分くらいずっとこんなやりとりでした。

 

理不尽な説教を浴び続けるのも若者の特権だと思う。

 

でも、僕はその限りではない。

 

僕がこの世で最も嫌いなこと。それは「異なる価値観を押し付けられること」。

 

もちろん、人の話を聞くのは楽しい。

いろんな価値観に触れることは、何よりも人を成長させると思う。

 

でも、たまーに境界線を越えたくて仕方ない人がいる。

 

人それぞれ違うんだということが理解できない人。

相手の価値観をぶっ壊して掌握するまで気が済まない人。

 

 

 

だから、僕は「Sさんもそういう人なんだ」と決めつけた。

シャットアウトしてしまった。


「考えを押し付けるのはやめて下さい」と言い切った。

 

それから、昨晩はずっともやもやしていました。

 

最後に投げかけられた「君はたいした人間にならないな」という言葉がずっと響いてる。


 

ひょっとしたらSさんは何か大事なことを伝えようとしていたんじゃないか。

 

ろれつの回っていない口調で必死にまくし立てるSさんを、僕はいつか思い出すのかもしれない。

あの時ちゃんと聞いておけばよかったと後悔するかもしれない。

 

 

そんな消化不良な気持ちでいます。