第二次トランプ相場との向き合い方

ドナルド・トランプが大統領に就任した。トランプが大統領となるのはこれで二期目となる。

気になるのは株式相場への影響だ。米国市場はもちろん影響を受けるし、その結果として日本市場も影響を受ける。

 

第一次トランプ相場は本当に酷かった。トランプがTwitterで何かを発言するたびに、翌日の日本市場が影響を受ける。下落するのも困るけど、そんな曖昧な理由で上昇されるのも困る。

当時、株式投資をするのが本当にバカらしく感じたのを覚えている。ファンダメンタルやテクニカルできちんと分析するような投資家にとって、非常にバカらしい相場だったと思う。

 

さて、第二次トランプ相場だ。自分はと言うと、株式市場をまったく見なくなった。1月から3月まで、全く相場を見なかった。去年までは、毎日のように楽天証券のアプリを開いていたのに。

案の定、トランプの発言によって株式市場は乱高下していたらしい。まともに向き合うと疲れるので、自分のスタンスは正しかったと思う。

 

だけど、4月になって風向きが変わった。ただ乱高下するだけではなく、歴史的な下落が何度か起こった。

長期投資家としては、ある意味では暴落は歓迎だ。久しぶりに楽天証券のアプリを開いた。

 

監視銘柄一覧を見る。なかなか良い感じに下がっていた。

4月7日に注文を入れた。アルコニックス(6137)を100株と、アコム(8572)を100株。合計17万円。

これらは既に保有しており、買い増しということになる。以前の購入価格まで下がっていたので、買い増しすることにした。

とは言え、まだ下落する可能性もあるので、いったんこれだけで。打診買いというやつだ。

 

あれから数週間が過ぎた。振り返ってみると、株価はすぐに反転した。今のところ、あれが底値だったと言える。

底値で買い増しすることができたので、いったんは良かった。欲を言えば、もっと打診買いすれば良かったけど、後からなら何とでも言える。

 

というわけで、4月上旬に発生した大暴落はいったん落ち着いたっぽい。

とは言え、トランプの発言でまた乱高下する可能性はまだまだあるわけで…。引き続き、株式市場とは距離を置きたい。下がったときに拾いに行く、くらいのスタンスで。