【資産運用】初心者の記録と所感、そして「やらないことリスト」

どうも、ゲイブロガーのchuck (@chuck_blogger) です。

 

2018年の9月に資産運用を始めてから、早いもので4ヶ月が経ちました。

この記事では、4ヶ月間の記録と、実際に運用した所感を書きます。そして最後に「やらないこと」リストについても公開してみます。

 

実践・資産運用

下準備

資産運用にあたってはネットバンクの口座と証券口座を開設しようと思ったのですが、ポイントの恩恵や連携の容易さと言った観点から、楽天銀行楽天証券の口座を開設しました。

 

ただ、いくら便利なオンライン口座とは言え、開設には時間がかかります。自分の場合、3週間ほど待った記憶があります。

資産運用をするかどうかに関わらず、いざという時のために予め口座を開設しとくんだったと少し後悔しました…。

 

手動振替

資産運用というより貯蓄にも言えることなのですが、浪費を防ぐコツは口座振替を行うことです。

理想としては給料日に、貯蓄口座へとXX万円が自動振替されるように設定しておくことでしょう。

 

ただ、自分の場合は手動による振替をしてきました。

メインバンクである三菱UFJ銀行から楽天銀行への自動振替には、手数料がかかるからです。

 

どうせ給料日にはATMに行くので、ついでに手動で振替することにしています。三菱UFJから引き出して、すぐさま楽天銀行へと入金しています。

 

貯蓄・投資バランス

よく言われることが、当面の生活費を貯蓄しておきなさいということです。

推奨される額は3ヶ月分だったり半年分だったり、FPやトレーダーによってまちまちですが、自分は3ヶ月分あれば充分かなと考えました。(年齢的な健康リスクや、出費計画と照らし合わせた結果)。それ以外は運用に充てる感じですかね。

 

ポートフォリオ

さて、肝心のポートフォリオですが、以下のような配分になっています。

 

f:id:chuck0523:20181228211732p:plain

 

国内債券

国内債券は、資産運用を始めた当初に10年国債を買いました。

楽天銀行の利率がそもそも良いので、将来的には国債ではなく預金として持っておくかもしれません。

  

積立NISA

年間40万円が非課税になる積立NISAですが、利用している商品は「SMT グローバル株式インデックス・オープン」です。買付手数料は無く、信託報酬(運用手数料のようなもの)は0.54%と少なめです。

こちらは営業日ごとに1,650円ずつ積み立てられるように設定しているので、手間は一切ありません。

 

非NISA投資信託

積立NISAの非課税枠が少ないため、自動積立をもう1本していまして、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を利用しています。

SMTグローバルインデックスと同じく買付手数料は無料で、信託報酬は0.11772%と更に少なめです。こちらは月末に1万円ずつの積立となっています。

 

ポイント投資

投資信託に関して書いておきたいのが、ポイント投資です。

ポイント投資を有効にすることで、楽天スーパーポイントを自動的に積立額に算入することができます。

 

ここ最近は楽天チェック等を活用して毎日20ポイントほど貯めています。毎日の自動積立(1,650円)の1.2%ほどをポイントで賄えている計算となります。金額としては小さいですが、塵も積もれば…というやつですね。

 

残念ながら、期間限定ポイントはポイント投資には使えないので、楽天市場の買い物などに使用しています。

 

国内株式

さて、ポートフォリオの過半数を占める国内株式ですが、主に2つに分類できます。

まず1つが長期運用を前提とした「TOPIX連動型投信 ( 1306 )」です。こちらは個別株ではなく、名前の通り景気連動タイプです。

毎月20~30株ずつ手動で買い増ししています。

 

そしてもう1つが、個別株です。

当初は個別株を購入する予定はなく、TOPIX連動型投信や、先述の投資信託のみで運用していくつもりでした…。ですが、株・投資・資産運用のPodcastを聴いている内に、試してみたいという気持ちが出てきました。

 

個別株の戦歴は、1勝1敗と言ったところでしょうか。

昨日は昨今稀に見る上げ相場でした。これは買ってみようかなと思い、午前中に購入。そして午後に値上がりしたのを確認して売却。トータルで 3,087円のプラスとなりました。これまで長期運用を前提とした買い注文ばかりだったので、初めての実現益となり、喜びもひとしお。

 

一方で、11月半ばに買った個別株については反省の余地が大いにあります。

下げに入ったと思って購入したのですが、そこからさらに下げ続け、大幅な含み損を抱えてしまいました。年末に向けて世界的な株安が続いていたことですし、下げ切ったのを確認してから買うべきでした。

 

iDeco(未遂)

老後資金を形成するための iDeco ですが、今年は未遂で終わりました。

楽天証券から申し込み資料を取り寄せたもののそこでストップ。

 

iDeco の口座開設って審査があるみたいなんですよね。

自分はかつて3ヶ月間仕事をしていない時期があり、その間の年金保険料は「猶予」という形になっています。つまり「あとで払います」状態ですね。猶予状態があると審査に落ちるような気がしてて(無根拠)、そっちを処理するのが先だなと思っていたら、ダラダラと時間が過ぎてしまいました…。

 

ふるさと納税

資産運用に含めていいのか分かりませんが、ふるさと納税デビューしたのも今年でした。

ふるさと納税による税控除額は収入によって変わってくるのですが、自分の場合は控除額がハッキリと分かっていませんでした。

今年の後半からフリーランスになったため不確定な要素が多く、ひとまず3万円ほど納税してみました。

 

3万円でも実感できるほどふるさと納税の恩恵は大きかったです。

この年末年始は返礼品のお米とお肉に大変お世話になりそうです…。

 

実践編・まとめ

以上、この4ヶ月間の資産運用の記録でした。

ちなみに、ネットバンクの貯蓄とふるさと納税を含めると、資産運用にはこれまで約85万円をつぎ込んできたようです。

 

 

初心者が資産運用をしてみた所感

メリット.1 得をした

厳密には資産運用かどうか分かりませんが、ふるさと納税は本当にやって良かったと思いました。もっと早くやっておくべきだったとすら思います(世の中そんなこと沢山あるんだろうな)。

でも、資産運用を始めたからこそ、ふるさと納税にも手を出したわけで、それはやっぱり資産運用をして良かったと思っています。

 

また、ネットバンクの口座を開設できたのも良かった。

メガバンクの預金金利が0.001%であるのに対して、楽天銀行は0.1%です(マネーブリッジ込)。預け先が違うだけでお金の増え方が100倍も違うのかと驚きました。

 

また、楽天銀行と楽天証券の間での入出金によってポイントが発生しているのも嬉しいです。毎月50ポイントほどですが、これもチリツモですね。

 

メリット.2 知らないことを知ることができた

資産運用に限った話ではないですが、資産運用を始めてからは日々新しいことを知ることができて良い刺激になっています。

米中の貿易戦争とか、GAFAの株価低迷とか、今までは外の世界の出来事でしかなかったニュースが身近になった気がします。自分のお金が増減するので、そりゃあ必死になりますよねw

 

それと、株式売買や投資信託ってこんなにも簡単にできてしまうんだなと(儲かるとは言ってない)。始める前は、お金持ちがやるもの、難しそうなもの、と言ったイメージがあって二の足を踏んでいましたが、やってみると何てことはないですね(儲かるとは言ってない)。

 

デメリット.1 お金に囚われかけた

長期運用を前提として始めた資産運用ですが、個別株に手を出した頃はちょっとだけお金に囚われかけましたw

朝9時に購入した株の動向から目が離せず、仕事に遅刻しました…。その後も何度も株価をチェックしてしまうという…。

 

初心者はまずはやっぱり長期運用で始めるべきですね。短期運用は、精神衛生上よろしくなかったです。

 

デメリット2. 未だに長期運用を信じきれていない

デメリットなのか微妙ですが、未だに長期運用への疑心暗鬼がありますw

 

長期運用をしていけば、資産は(ほぼ確実に)増えていくと主張するFPやトレーダーは沢山います。それは「給与の上昇スピードよりも経済の成長スピードの方が早い」だとか「配当や分配金が含み損を打ち消していく」だとか「ここ10年で7資産に分散投資していたら平均利率は5%だった」とか、色々な理由があるみたいです。

 

正直な事を話すと、自分の現在の80万円の資産は6万円の含み損を抱えています。なので、素直に貯金しておけば86万円だったわけです…!

ここ2ヶ月ほどは世界的な株安だった、とは言え、個人として未だに長期運用のパワーを実感できていないので、どうも不安です...。

 

所感・まとめ

メリットとデメリットを挙げてみましたが、それでもやってみて良かったなと思っています。挑戦したり失敗できるのは若い内の特権ですしね!何事もまずはやってみる。

来年も引き続き、試行錯誤しながら運用を続けていきたいと思っています。

 

 

初心者が決めたやらないことリスト 

さて、来年からも健全に資産運用を続けていくために「やらないことリスト」を作りました。

 

1. 理解出来ないものには手を出さない

当たり前の話かもしれませんが、購入にはきちんとした理解を前提としたいです。

でも、含み損が大きくなった時、どうしてもキャンペーンのバナーが目に入ったりするんですよね…。「豪ドル外貨預金の金利20%キャンペーン!」みたいな。魅力的に見えてしまう…。

正直、外貨預金に手を出して良いのかまだ良くわかっていません。他には、FXとか信用取引とか、初心者が手を出すべきではないかもなと思っています。

実情を把握していない企業の株なんかも理解できていないものに含まれそうです。

 

理解できている(と思っている)株式・投資信託・公社債・iDeco・ふるさと納税あたりを中心に利用していきたいです。

 

2. 景気連動型株・投資信託は売却しない

景気が上向いてきて、TOPIX連動株やSMTグローバルインデックスに含み益が出るかも知れません。そしてその時はきっと利益を確定したい欲求に襲われるはずです…w
 

でも、長期運用を前提としたものなので、あくまで保有し続けようと思っています。

 

3. 無名の企業の株は購入しない

株式取引の最悪のシナリオは、企業の倒産だと思っています。保有している株の価値が0になってしまうわけですから…。

今年購入した個別株は、幸い、倒産とは縁遠い場所にある企業のものでした。なので、値下がりしてしまいましたが、次の値上がりを待って長期保有することができました。

 

これが倒産リスクのある企業だったら、本当に仕事が手につかなくなってしまうのでw、盤石ではない、よく知らない企業の株は購入しないようにします。

 

4. 9-10時に株式取引をしない

9-10時の株式取引はとても活発です。これは自分が目の当たりにしたことでもあるのですが(そしてその濁流に飲み込まれました)。

一般的に9:00〜10:00の時間帯は取引が活発になり、値動きが荒くなる傾向にあります。10時を超えると動きが静かになり、ある意味「退屈な」時間が過ぎていきます。

株の取引時間、注文時間、値動きの激しい時間帯|はじめての株式投資 - Irohabook

 

自分は株式取引に関しては全くの初心者ですし、勝負師とは程遠い性格なのでw、この時間にだけは取引をしないようにします。

 

5. 貯蓄を取り崩さない

自分の運用額はトータルで80万円だと先程書きました。実はネットバンクの貯蓄は7万円しかありませんw (メインバンクの方には別の、雑多な貯蓄があります)

当初は貯蓄と運用に半分ずつ振り分ける予定だったのですが…。

楽天銀行と楽天証券の間でスムーズに出金できてしまうので、ついつい投資に回してしまいました。

 

口座にあるお金を際限なく使ってしまう癖が直っていない…。消費が投資に置き換わっただけで。

というわけで、別の口座を作ろうと思います。楽天銀行の口座はは投資用ということで。新しい口座は基本的には取り崩さないようにします。

 

6. ケチケチしすぎない 

そりゃあお金が増えれば嬉しいし、減りすぎれば不安になります。

でも、多くのFPや資産家が言っているように「お金は使ってなんぼ」です。

 

貯めることと増やすことと同じくらい、使うことにも気を配りたいです。

自分の場合は、読書とアクアリウムかな?ケチケチせずに、読めるだけの本を買って、育てられるだけの魚と水草を買いたいですね。

 

7. 仕事を疎かにしない

「稼ぎに勝る収入はなし」。

本業でしっかり稼いで、資産運用はあくまでサブ。この姿勢はきちんと持ち続けたいです。 

 

終わり

以上、資産運用の初心者の「記録・所感・やらないことリスト」でした。

 

書いている人

twitter.com

chuck0523.hatenadiary.jp