ゲストハウスの説明をするのは難しい。二段ベッドがずらーっと並んでいてその前にカーテンがついている。それが唯一の個人スペース。ちょっと雑なカプセルホテルっていう説明が一番しっくりくる。
そんな場所に僕は今住んでいる。住み始めてもう4ヶ月になる。
テレビなんかでも時々取り上げられるけど、正直大げさというか、実際はもっと地味だし味気ないというのが僕の感想。
なんだかんだ「安い」というメリットの元に集まった人々だから、楽しい交流なんてほとんどない。淡々としている。ここにはただ生活があるだけだ。
でも今日はちょっと良いことがあった。
さっきなんとなくカーテン開けっ放しにしてたんですよ。そしたら隣の人がカーテンをそっと閉めてくれた。暗くして横になってたし、多分寝てると思われた。それでそーっと閉めてくれた。
なんだかほんわかしちゃった。ソファで寝ちゃったはずなのにいつの間にかベッドに寝ている。そんな子どもの頃の魔法を思い出した。
こんなところにも人の暖かみが( ´ ω ` )