どうも、chuck です。
まだまだ初心者ですが、アクアリウムは僕の趣味の1つです。生活の片隅に水槽があると、やっぱり癒やされます。
いかんせん、継続的なメンテナンスが必要ですし、失敗すればいつか終わりが来ます。終わりとは、いわゆる水質の悪化や生態系の崩壊です。
上級者ならば、かなり長いこと水槽を維持できるはずです。が、僕の場合、1つの水槽は1年も持ちません...。
今回の記事では、これまでの崩壊の歴史について書いてみようかなと思います。
1代目 苔製造機と化した外掛けフィルター
まず初代です。
水草と流木を入れた、30センチ水槽です。
レイアウトなんて考えず、後から付け足し付け足しでやってきました。
初めてのちゃんとした水槽で、とにかく夢中でした。よくボケーっと眺めてました。
今見返してみると、左奥の「ミリオフィラム・オレンジ」はなかなか綺麗な色味を出してます。
この水槽の難点はまず、後景草の成長の速さ。後景草とは、後ろの方の背の高い草です。これがすぐ伸びるので、頻繁に切る必要があり面倒くさかった…。
小さい水槽なので、成長の遅い草を選ぶ、というのも1つの手だったかもしれません。
次に、苔の世話の大変さ。
真ん中に横たわっている流木に、苔(ウィローモス)がついています。これは、紐で巻きつけて「活着」させたものです。ただ、伸びてくるとやっぱり剥がれる…。
なのでハサミで切るのですが、それが舞って大変でした。苔は中級者以上向けと言いますか、初心者にはちょっとタフです。
そして崩壊の原因ですが、「外掛けフィルター」が苔製造機となったことでしょうか。(外掛けフィルターとは、写真の奥の方の黒いろ過装置です)。そしてここでの苔とは、先述の苔(ウィローモス)とは異なる、意図しない苔です。
アクアリウムは苔との戦い、という側面を持ちます。
外掛けフィルターは安価で導入しやすいですが、いかんせん照明と近い。しかも水草水槽向けの強力な照明です。外掛けフィルターで苔が繁殖し、それが水槽に流れ込むという…。末期はヘドロのカーテンのような状態でした。
あまりに苔が増えすぎたため、初代水槽は終焉を迎えました。
2代目 貝・大繁殖
次に2代目水槽です。
初代の反省を活かし、「外部フィルター」を買ってきました。
流木は細かいものを数本置くスタイルに変更。パッと開いているような置き方にしてみました。
そして水草は「ウォーターローン」を使用。これは密度が濃くなるとすごく綺麗なのです。
生体は3種類を導入。苔取りのための「ミナミヌマエビ」と「レッドラムズホーン」。そして見て楽しむための「レッドチェリーシュリンプ」です。
2代目水槽はとても想い出深いです。
一気に水草水槽っぽくなったように思います。
しかし、そんな2代目も終焉を迎えることとなるのですが、今回の原因は貝でした。
深く考えずにレッドラムズホーンを複数匹飼ってしまった。貝は雌雄同体。大繁殖してしまったのです。
最初の方は間引いてましたが、次第にコントロール不能になり、崩壊。
3代目 水草植え直し煉獄&フィルター故障
最後に3代目水槽です。
3代目は流木ではなく、石を利用してみました。
3代目では、ついに熱帯魚にトライしました。
いつもどおりの「ミナミヌマエビ」をお迎えしつつ、「ラミーノーズテトラ」と「ゴールデンハニーグラミー」を導入。水槽内がかなり賑やかになりました。
ただ、ゴールデンハニーグラミーが思ったよりもアグレッシブだった…!
水槽内を単騎で縦横無尽に泳ぎ回り、そして何よりも水草をついばむ。朝起きたら水草が抜けて浮いているという…。
「あの頃は毎週末、水草を植え直してました…」(29歳男性・都内在住)
そんなわけで、いっそのこと水草は全て抜いてしまいました。ただただ、岩の間を魚が泳ぎ回るという味気の無い水槽に…。
極めつけには外部フィルターが故障。いわゆる「空転」状態になったようです。(どんだけ放置してたんだ…という感じですが
そんなわけで、水槽はリセット。魚はバケツに出してある状態です。
4代目水槽で心がけたいこと
実はいま、4代目水槽を立ち上げたところです。これまでの学びは全て反映されているはずです…!
思い返してみれば、これまでの水槽崩壊はリカバリー可能なものもあったかもしれません。
フィルターを早期に変えるとか、ついばまれても大丈夫な水草に変えるとか。
そういうことをこまめに、根気よくやることこそ、アクアリウム上達の秘訣なんだろうな…と思ったりするわけです。自分の苦手とする分野ですね。4代目水槽では、環境を仔細に観察し、問題には早期対応したい所存です…!
以上、初心者アクアリストによる、崩壊の歴史の記録でした。