先日、消防点検が来た。
賃貸に住んだことがない人はピンとこないかもだけど、これは半年に1回くらいの頻度で発生する。
マンションの管理人なのか、あるいは消防系の専門の人なのか、よく分からないけど、自宅にやってくる。
インターホンにピンポンが来て、自宅の中に招き入れる。そして、家の中が消防的に問題ないか確認する。
去年は何事もなく終わった。
1点だけ、避難経路でもある窓際への注意はあった。ちょっと物が積んであり、出にくくなっている。それを解消した方がいいと言われた。
だけど今回は、恥ずかしいことに居留守を使ってしまった…。
その日に訪問が来ることをすっかり忘れていた。思いっきり寝起きだったし、家の中が散らかっていた。
散らかっていたというのは、つまり彼氏の物がその辺にあるということだ。
今の賃貸には、契約上は僕が一人で住んでいることになっている。
ゲイカップルを入居させてくれる物件なんて全然ない。友だち同士と偽っても、結果はほとんど変わらない。前回の物件探しでは、そのことをとてもよく実感した。
そういう事情があるから、マンション管理の人を自宅に入れるのがとても怖い。
同様の理由で、管理会社に連絡がしづらい。
いま、切れてる電球がある。あと水道の蛇口も緩くなってきてぐわんぐわんなる。
こういうのを直してもらえるか聞いてみたいけど、家の中に入られるのは嫌だ…。というわけで、ちょっと不便な生活を続けている…。
不正入居だとバレたらどうなるんだろう。即退去ということは無いだろうけど…。
いすれにせよ、自分たちの生活はそういう不安定さをはらんでいるのだ。そのことを実感させられて本当に疲れる。
消防点検、次回はまた半年後。次回こそちゃんと準備しないと。準備というのは、一人暮らしを偽装するということだ。
単なる消防点検に敏感になりすぎかもしれないけど、半年に一度のこのイベントがとても憂鬱…。