不動産オーナーとして初めての退去が発生した。
けれど、無事に入居が決まった。
ということを書いた。
初めての退去はけっこう衝撃だった。
不動産を買ったときに覚悟していたはずだけど、やっぱり実際に経験してみるとショックだった。
まず費用面でのショックがある。まさか原状回復に40万円もかかるとは…。築年数と居住年数、それから専有面積に照らし合わせると、法外な値段というわけではない。相場より少し高いくらいだ。
それでも、40万円というのは少なくない金額で、ちょっとした出費だった。1室の家賃が6万円だから、40万円を払うには7ヶ月分の家賃が必要となる。
それに、入居が決まってめでたしめでたし…というわけにはいかない。
入居の募集は無料ではない。仲介業者に広告料を支払わないといけない。これがまず家賃1ヶ月分。つまり6万円。それから、管理会社にも広告料を払う。管理会社を通じて、仲介業者に依頼を出しているので。ここでもまた家賃1ヶ月分。合計で12万円となる。
つまり、実際に黒字になるのは入居3ヶ月目から、ということになる。
原状回復と募集費用を合わせると、家賃9ヶ月分くらいになる。つまり、9ヶ月以内に退去されたら赤字なのだ。賃貸経営は楽じゃない...!
そういうわけで、初めての退去にビビってしまった。
自分は早く2棟目を欲しいと思っていた。規模を拡大して、賃貸収入を増やしていきたいと思っていた。
けれど、物件が増えれば、それだけ退去の頻度も増えるということだ。それに伴って出ていくお金も増える。そのことがよく実感できた。
じゃあ不動産を買うのを辞めるかと聞かれれば、そんなことはない。やっぱり、増やしていきたい。でも、ちゃんと退去リスクと退去費用と向き合っていかないとな…と改めて思い知った。