【ゲイ・カップル】家族をつくる

先日、こんなブログ記事を書いた。

chuck0523.hatenadiary.jp

 

嫌な夢を見てしまい、自分の家族を失うような想像をしてしまった。

そうして初めて、家族というのが「当たり前にあるもの」から「だんだんと失われていくもの」になっていくんだなと。そんな実感が湧いてしまった。

 

ということを書いた。

 

 

そのとき隣では、いま付き合っている人が寝ていた。

その人の寝顔を見ながら、自分はこの人とどんな関係になっていくんだろうかと考えた。

 

家族というのは、自分でつくっていくものなのだと、認識を改めるような想い。

 

自分の両親だってきっとそうで、それなりに試行錯誤してやってきたのだと思う。

交際をして、結婚をして、子どもを持ち、家を建てて、子どもを育てる…。いくつもの意識的な行動が積み重って、家族になっていくのかもなと。

 

今の彼氏とは、家族になっていけたらなと思う。

と同時に思うのは、どうやって?ということ。日本国内では、ゲイカップルはいまだに結婚もできず、子育ても難しい。ライフプランを考える度に、すぐそこに天井があるような閉塞感がある。

 

 

けれどそんな折りに、こんなニュースが舞い込んだ。

mainichi.jp

 

「同性婚禁止は違憲」。

 

ツイッター上ではたくさんの人がこのことに言及していた。今日はなんだか良い意味でずっと胸がザワザワしていた。

 

 

これまでに何度か、自分のできることをしてきた。

chuck0523.hatenadiary.jp

 

微力ながらも自分のサポートが少しでもこのムーブメントと繋がっているのかも…?と思うと誇らしいような、あるいは元気が湧くような想いになった。

 

 

仕事が終わってベッドに横になって将来に思いを馳せてみると、今までよりも気持ちが上向いているのが分かった。

付き合っている人と結婚して家族になるという将来が、今までよりも少し現実的なものに思えた。

 

 

もちろん、判決が出て終わりではない。

 

これからも自分のできる範囲で、できることをしていかなければと思う。

 

と同時に、同性婚訴訟に携わった人々に対して、本当にありがとうとお疲れ様でしたを言いたい気持ち。

 

それから、台湾のゲイの友人はから LINE でメッセージがあった。

 

I think it will gradually become a common agreement, then the law may one day be changed or established

(今回の違憲判決はいづれ共通の認識になっていって、法的な改正が成されるかもしれないと思う)

 

I didn’t think I would live to see the legalization of same sex marriage in my life, and then it suddenly became true 

(僕は自分が生きている間に同性婚が法制化されるのを見られるとは思わなかった、けれどそれは突然実現した。)

 

なんだか激励をもらってしまったような想い。