僕らいつまで友だちでいられるんだろうね

2ヶ月の台湾滞在を終えて、日本に帰ってきた

 

まず、会うのが大学時代の友人

何度かこのブログで書いているかもしれないけど、トランスジェンダーの男の友だち

 

LGBTサークルの中で、最も仲良くなったのが彼。ゲイではなく、ね

 

初めての海外は本当に楽しくて、彼にドバーッととりとめもなく話してしまった

彼は彼で、転職していた。まあLINEで話していたから知ってはいたけど、具体的な話を聴くのは初めてだった。

 

彼は大学卒業後にすぐに就職しておらず、最近ようやく働き出した。

 

初めて海外に行った僕と、初めての就労体験を積んだ彼。

 

話すことは山ほどあった

 

そんな中で、カナダに行って仕事をする話をした

 

すると、彼もカナダで暮らすのが夢だとか。カナダでLGBTの学術的研究がしたいと言っていた

 

大学時代に出会った僕らは、あっという間に7年もの時間を共有してしまった

 

僕は人付き合いが苦手な、全く取り柄の無い学生だった

彼は、初めて出会った時はまだ女性だった

 

僕らはあまりに変わってしまった

 

卒業してからは、サークル以外の場所に繰り出したっけ

 

2人だけで遊ぶこともあるし、LGBT映画祭に参加したり、LBGTミートアップに参加して色々な外国人と話したりもした

 

そんな2人がここに来て、カナダの夢を熱く語った

 

だけど、ここに来て「違い」が浮き彫りになっていることも確か

 

彼は日本語の先生だから、たくさんの生徒を担当している。金銭的な余裕のある学生だけではない。能力的に余裕のある学生だけではない

 生徒間の格差について悩み、考えているらしい

 

一方僕はどうだろうか

圧倒的に自分優先だ。人相手の仕事に就く人の気持ちが理解できない

性格もドライだし

 

誰かの役に立つことに興味はあるけど、まだまだ先だと感じている

30歳くらいまでは自分のために生きたいし、自分のために生きることは全く問題ではない

 

というか、人それぞれ好きに生きたら良いと思っている

 

 

そんな折に、彼がふと言った

 

 

「僕らいつまで友だちでいられるんだろうねw」

 

 

まさかそんな言葉を聞くことになるとは…笑

 

友だちが友だちでなくなる日が来る。それはあり得ることだと思う。

環境や考え方が変わって、新しい友だちが必要になるような局面が人生にはある。

 

でも、僕らだけは、特別だと感じている

 

たぶん、おじいさんになっても「最近のLGBT界隈はさあ〜」とか「この前読んだ本がさ〜」とか、マジメな話からくだらない話まで、たくさんのことを共有しているイメージがある

 

別に険悪になったわけでは無いんだけど、ついつい普段は考えないようなことを考えてしまった

大人になってからの友だち付き合い、これも人生の1つのテーマだなあ