行き場を失った50歳と60歳の口論

昨晩、ゲストハウスの共有スペースで口論があった。ドアが開きっぱなしで一部始終が丸聞こえだったんだけど、その内容があまりに酷かった。

 

事の発端は50歳のオッサン。この人は最近入居したんだけど、働いてるわけでもなさそう。そのうえ今までまともにコミュニケーションを取れたことがない。というか罵声のような独り言を垂れ流しており、なんというかお察し。

そんなオッサンに対して60歳のオッサンが俺のタオルを勝手に使っただろうと問い詰めるところから口論は始まった。

50歳のオッサンは高く細い声で叫んでいた。使ってませんと。でも口論がヒートアップするうちにああ使ったよという開き直り。そこにあったから使ったんだと、どもりながら反論。そもそも共有スペースに置いてる方が悪いんだという主張。

確かにそれはその通り。私物は自分のスペースへ置かなければならない。でも、60歳のオッサンは何度言われてもタオルを放置している。というかタオルなんて氷山の一角で、そのオッサンの面の皮の厚さときたら呆れるほど。他の住人も迷惑していて、もはや誰からも相手にされていない。要は完全に無視されている。

そんなんだから、50歳のオッサンの正論にもビクともしない。私物を使う方がおかしいという一点張り。

そのあともホントにしょうもないやり取りが続いていて、最終的には「あんたちょっとおかしいよ」というゲストハウスにありがちな相互拒絶にてフィニッシュ。

 

こんなにも高速で繰り広げられる開き直りと論点ずらしがこの世に存在するんだと僕はただただ驚きました。