日記カテゴリなので、ラフに、書きたいことを。
先日、29歳になった。
少し前からそわそわしていた。
もう20代最後なのだという焦りはあった。それに加え、コロナウィルスの影響による緊急事態宣言。どこに行くこともなく家で過ごすのかと思うと、もの寂しい感じ。
誕生日の前日は、髪を切った。
相変わらずのセルフカット。バリカン1つで髪を整える。
初めてセルフカットをしたのは2018年の3月。そのあとブロガーのオフ会があったので、それに関連して覚えている。
最近、スマホを駆使して、後ろを見ながらカットできるようになった。前よりはもっとマシになったかな。セルフカットに限らず、何かに上達していくのは気分がいい。
誕生日の当日は土曜日。家で過ごした。
ツイッターのゲイアカウントで誕生日報告をしたら、リプが173件、いいねが225件きてビックリした。返信だけで1時間以上かかった。
近所の鰻屋に食べに行こうかなと思ってたのに、ちょうど夕食時に寝落ちしてしまった。起きたら閉店時間。
自宅でふつーにちょっと良いお酒だけ飲んで過ごした。
それから1週間が経った。
29歳も悪いもんじゃないと思えている。まず、何かに付けて「20代最後の」と言えるのは面白い。「平成最後の」を思い出す。
30歳になった人が、全然その実感がないとよく言う。自分の場合はどうだろう。自己評価では29歳の年齢相応、だと信じたい。
このまま行けば、良い感じの30代を迎えられそうな気がしている。それを実感できたという点で、29歳も悪くないと感じる。
そんな感じ。
誕生日に関してブログ記事を書く、というのは久しぶりな気がする。
過去記事を漁ってみたら、24歳の頃に誕生日記事を書いて以来。なんと5年ぶり。
この5年間、なんだかとても慌ただしかった…と書き始めると止まらなくなるので。ひとまず、28歳の1年間に限定して振り返る。
この1年で大きかったのは、やっぱり働き方を変えたことかな。
個人事業主の開業届を提出してから、そろそろ3年目になろうとしている。前の仕事は1年半くらいで辞めてしまい、新しい仕事を始めた。
個人事業主としては2件目のしごととなる。そして初めての専業在宅ワーク。
いま、とても快適だと感じている。
家にいても、オンライン会議だけでも、仕事ができている。最も集中できる環境である自室で働く。
自室の窓から日が落ちるのを見ながら、今日も働いたという、小さな達成感が湧いていることに気づく。
「何かをつくった」という実感があるのは、やっぱりこの仕事の良いところかもしれない。
それから夜の散歩に出て、西新宿の街並みの綺麗さにうっとりして、ポエミーな気分に浸ったりする。
ただ、誤算があるとすれば、やっぱりコロナウィルス。
当初の予定では、日中は働いて、夜から遊びに出るつもりだった。けど、ここ2ヶ月はステイホームな感じ。新宿に住んでいるメリットが…。
そんな日が続くと、やっぱり気分が落ち込みがちになる。
28歳で特筆すべきことは、年末にすべてがどうでも良くなったことかもしれない。
その時の感情は、弱くなってずっとある。
自分がどう生きていくのか、なんのために生きるのか、という課題は宿題のようにずっとある。
仕事や趣味も、質の良い暇つぶしでしかないような、そんな想いは日に日に強まる。楽しくて歯ごたえはあるけど、本質的ではない感じ。
28歳、というか20代を通じて学んだのは、自分は仕事と趣味だけでは幸せにはなれないタイプの人間だということ。
やっぱりパートナーと言うか、一緒に生きていく人を見つけないと。と思う。
自分がゲイではなかったら、結婚して子どもを持っていたかもしれない。自分の家族指向の強さに最近驚いている。
それを思うと、いま自分が送っている人生がとても虚しく思える瞬間がある。
まあ無いものねだりなのかもしれない。選べなかった世界のことはわからない。
少なくとも、ゲイでなかったとしても、こうしてブログを書くような人間だったかもしれない。
そういう意味では、考えることの尽きない人生だったのかもしれない。いずれにせよ。
コロナウィルスで気分が落ち込むような日が続いているけど、30代以降も健やかに過ごしていくなら、自粛明けからちょっと生き方を変えないとなと思う。
もう、仕事とか趣味はそれなりの軌道に乗ったと思うので、それなりでいい。一緒に生きていく人をみつけるよ、と思ったのでした。
それが29歳の目標と言えば、目標かな。
ブログに関してはもはや7年目。もうすっかり、自分の一部になってしまったような気がします。
これからも自分のペースで更新していきます。
それでは、これからも宜しくお願いします。