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ちょっとマジメなゲイが書くブログ

【仕事・日記】人間のふりをするのに疲れたので仕事を辞めます

昨日、会社を休んだ。

熱っぽくて、ひとまず午前休。回復せずに全休に変更。

 

いつもならば夕方には治るはず…だったのだけど、珍しくまだ体調が悪い。

 

ひとまず、近所のジョナサンに行く。その時点で夜11時。

 

僕はこのジョナサンに救われている、と思う。

 

生活リズムが崩壊して夜中にふいに起きてしまって、だけど部屋で1人で過ごすにはつらすぎる瞬間がある。

 

そんな時、地元では逃げ場所なんてなかった。そもそも夜中に実家から出るのは難しい。

なんとか家を出ても、駅前には夜に空いている店なんてない。街そのものが眠りについているようで、自分だけ異物のように感じていた。

 

朝が来るのが怖い、という感覚がずっとある。

新宿という街は、そんな人間にも優しい。

 

徒歩圏内には、深夜に逃げ込む場所がいくつかある。本当に救われている。

 

深夜のジョナサンに来れば誰かがいて、温かい飲み物が飲める。

 

カフェインレスのコーヒーを飲んでいると、体の震えを感じた。いつもの体調不良とは違った感覚。

これはもしや…?と思い、店にいてはいけないと感じた。インフルエンザなら、1人で家にいた方がいい。

 

帰宅。

体の震えが強まってきた。

 

寝なければ、と思う。

けれど、丸一日寝ていたのだから、眠いわけがない。眠気が来ないなら、たいした症状じゃないのかもしれないと思った。

 

けれど、翌朝のことを考えたら余計眠れなくなった。

朝イチで病院に行くこと、勤怠連絡を入れること、ただの風邪なら午後から会社に行くこともありえること。

 

朝が来るのが怖い、という感覚が強まる。

 

あと、数時間、やり過ごさないといけない。やり過ごさないといけないと思いつつ、嫌なことばかり考えてしまう。

 

今週、会社の忘年会があった。

あまり記憶がないのだけど、泥酔して号泣してしまった。翌日伝え聞いたところによると。本当はもっと酷い状態だったのかもしれない。

 

ショックだった。28歳なのに自制できない自分に情けなくなった。

 

泥酔して号泣することは数年に1度ある。ふつうの人はそうはならない。しかも、よりにもよって、仕事の忘年会で。

たぶん、自分の核の部分に何か異常があるのかもしれない。

 

実は今月いっぱいで仕事を辞める。

だけど最後の最後に、そんなことがあって、しかも今日は仕事を休んでしまった。仕事を休むのは、今月はこれで3日目だ。

 

自分がいま携わっているのは、とあるウェブサービスの開発。そのリリースは来月を予定している。

リリース直前のこの時期に、役立たずな自分が情けなかった。

 

朝まで数時間。感情がどんどん沈んでいく。

 

そもそも、自分がこの業界に来たのは、「働きやすそうだから」というのがある。

 

大学生の頃は留年したり借金を返したり、就活どころではなかった。それでも、営業のインターンを2ヶ月やった。地獄だった。たった2ヶ月で心がボロボロになってしまった。

 

自分らしい働き方をしようと思った。スキルを身につけて、働きやすい環境に身を置こうと思った。

 

就活をせずに未経験でこの業界にやってきたのが2014年。まだ23歳だった。レールを降りる覚悟だった。

同期の同級生はスーツを着て、大企業で働き始めたりしていて、決定的に道が別れてしまったのだと思った。

 

あれから5年が経った。自分のいまの生活はどうだろうか。

いまだにフルタイムでオフィスに出社している。生活リズムがすぐ崩壊するくせに、すぐに体調を崩すくせに、向いていないことを続けている。

 

次の求職は欲張ろうと思う。リモートワークやフレックスはもちろんのこと、条件さえ良ければ「週4日」の仕事でもいいかもしれない。

でも、少し怖い。週5日のワークスタイルを諦めるということは、自分の欠損を認めるようで怖い。

 

そうか、結局レールから降りられていなかったのだと気づく。就活はしなったけど、マトモな社会生活にしがみついている自分にようやく気がついた。

 

でも、もう限界だと思った。これ以上続けれない。同じことを繰り返したくない。

 

自分に足りないのは、泣きわめいてギブアップを宣言する才能だ。

 

自分の身の丈に合った仕事を探そうと思った。

 

朝がやってくる。

 

勤怠連絡を入れる。

朝イチで病院に行くことと、場合によっては休むことを伝える。

 

この瞬間がいつも憂鬱だ。自分が期待されていたほど、役に立てないことが露呈する瞬間。

いや、そんなに期待されていないのかもしれないけど。

 

結局、インフルエンザではなかった。ひとまず良かった。

単なる風邪で熱があった。

 

病院から帰宅して、処方された解熱剤を飲む。

 

ふと、来月以降、復職できるだろうか、と思った。

 

能力的には可能かもしれない。でも、べき論として、復職するべきなのだろうか。

 

締め切ったカーテンの隙間から差し込む朝日にうんざりしながら、余計なことを考え始める。

 

そう言えば、8人の人と付き合ったけど、全員すぐ別れたなとか。中には「気持ちが離れたから」という理由で別れたこともある。要は飽きたということだ。

 

それから、読書サークルをつくったこともあった。全く上手く行かず、嫌になって2年で逃げ出した。

 

仕事だって、1年半以上続いたことがない。両親のがっかりしたような顔が見たくなくて、いつも報告するのが憂鬱だった。

両親だけではなく、たくさんの同僚から失望されてきたのだと思う。

 

20代を振り返った時、自分はあまりに「ゆるされてきた」のかもしれないと気づいて愕然としてしまった。罪が免除されるという意味ではなく、存在が許容されるという意味での「ゆるされる」。

 

新しい仕事に就いても、失敗を重ねるだけかもしれない。

 

最近、過去の自分の失敗と愚かさの、その重みに耐えられなくなってきた。

 

年末、ということを想う。

ふいに、年を越したくないと思った。2019年とともに、自分を消してしまいたいという想いが忍び寄る。

 

彼岸で待つのが雨宮まみさんなら、それも悪くないと思えた。

 

少し寝れば、体調は回復するかもしれない。午後から仕事に行くべきだ。

 

でも、とてもそんな精神状態ではなかった。

 

会社に行くということは、コードを書くということではない。同僚と会話を交わすこと、一緒に考えるということ、機嫌良く振る舞うということ。

そのコストの高さにいつも目眩がする。

  

結局この日も全休とした。

苦しい。今月いっぱいで辞めること、来月にリリースがあること。この局面で2日も休んでしまったことの意味を考えて苦しくなった。しかも、大病ではないのに。

 

淡々と働きたい。コードを書いて、ものを作りたい。淡々と淡々と淡々と働きたい。

そんな仕事はどこにあるんだろう。なぜ自分はそんな仕事に出会えていないんだろう。

 

でもそんな働き方を希望するプログラマは、「社会人」としては微妙なんだろうなと思う。

自分はそんな高級な人間ではない。

 

そうか、自分が仕事を辞めるのは、単にリモートワークやフレックスタイムを求めて、ではない。もっと根本的な部分。マトモな人間のふりをするのに疲れたのかもしれない。

 

その結論に達したから、朝までのたうち回った甲斐があったかもしれない。

 

人間のふりをするのに疲れたので仕事を辞めます。

 

残された5日間はがんばって働いて、先のことはまだ考えずに。

 

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最近このブログを知った方はビックリしたかもしれませんが、これが本調子です。実際はもっと明るい奴です。

 

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