どうも、chuck (@chuck_blogger) です。
2020年の目標は「リモートワークにありつくこと」でした。
リモートワークへの就業に備えて情報収集を行ったので、そのメモや考えたことを書きます。
自分のための記事、という側面が強いです。完全な情報はソースをあたってください。
リモートワークの情報収集
まず、リモートワークの情報収集について。いくつかのブログ記事を読みました。
記事の探し方は、はてブでの人気記事検索です。企業目線ではなく、開発者目線での記事を読むように意識しました。
以下、読んだ記事の抜粋とメモです。
限界集落で 2 年間リモートワークをしていたプログラマが 4 ヶ月間東京で働いてみて感じたこと
みんながリモートワーク体験してくれないと解決しない
幸い、自分が紹介されている案件については、リモートワークが浸透しているものが多いようです。
確かに、一部の人間だけがリモートワークをするような状況だと、コミュニケーションや孤立感の面からしんどいかもしれません。
コミュニケーションの問題に関して、
リモートワークの問題というより、その組織の問題
生産性について、
つまり、生産性なんてほとんど変わらないってことですかね。結局作業の振られ方とかで全然変わったりする。
記事中で、Remotty, appear.in, Slack との使いわけと言ったツールの話があるのが良かったです。
記事の後半は、地方移住と東京での生活との比較について。自分は今、地方移住は考えていないのでサラッと流し読みしました。
約二年やってみてわかった、リモートワークのホントのところ。
生産性の向上について、「まとまった時間を作れる」ことがやはり大きいようですね。
通勤のデメリットについて語られるのですが、共感する部分が多かったです。
私は、せっかく朝早く起きても、「通勤」が入ることによって、まとまった時間が分断されるのが本当に嫌だった。
それから言語能力とリモートワークの関係について、
1、「読解力・文書化能力の低い人」はリモートワークに向いていない。
また、読解力・文書化能力が低い人は、たいてい「タスク分解できない人」である。
率直に言うと、「ダメなやつには、まだ「オフィス」という監視装置が必要」とも言える。
この点については、クリアできていると信じたい…。ああ、でもタスク分解能力はまだ向上の余地があるかもしれませんね。
特に普通の人は「成果中心」と言われると「結果を出すまで頑張ろう」という考え方ではなく「結果の出やすいことだけをやろう」という考え方に陥りがちだ。
例えば新規事業、新しいマーケティングの手法、新しい評価手法など、「結果が出るという保証がないもの」については、「頑張ってみたがダメだった」も重要な情報だ。
リモートワークをする上で、試行錯誤の道筋というのはできるならば可視化しようと思いました。
リモートワークのストレス
POSTDの翻訳記事です。
リモートワークの問題について、
最大の問題は、コミュニティの一員としての感覚が乏しくなること
自分は帰属意識が低い方なので、この問題はよく分からなかったのですが、そう感じる人もいるようです。
チャットで早く反応することはオフィスに定時に着くことと同じ意味を持っています。信頼できるイメージを与えられるのです。
これはよく分かります。仕事している感を出す、というよりも、仕事をサボってる感が出ないようにする。という状況はしんどそうです。自分もこの状況に陥りそうな予感が…。何か対策が必要ですね。
リモートワークによる孤独と寂しさについても書かれます。
オフィスでの雑談や交流の大切さは理解しつつも、自分はむしろ一人の時間の方が好きです。なので、デメリットとしての孤独は実感としてよく分かりませんでした。
コワーキングスペースの利用や、会社内のキャリアについても書かれており、参考になる記事でした。
リモートワークをする人必読。組織パフォーマンスを左右する「デジタル心理的安全」とは?
「デジタル空間」での心理的安全、という言葉が出てきます。
言語能力が高ければ、「あいつはムカつくけど、言っていることは正しい」と受け入れることができる
「論理的に正しいことは許容される」と分かっていれば、心理的安全はつくられやすいんです
非常に納得のいく説明です。
また、以下の視点が面白かったです。
Slackのフリープランだと1万メッセージまでしか残らないので、約3日間でログがすべて流れるんです。そういう環境でコミュニケーションをしていると感じるんですが、「3日で消える」と分かっているからこそ、好き勝手言い合えるところもあると。そういう環境なら、デジタル空間であっても雑談しやすいんですけどね。
この記事は他の記事よりも読みやすく、現場の視点感が強く、とても良い記事だったように思います。
また「リモートワーク」というタグがありますので、関連記事を読み漁るのもいいかもしれません。
リモートワークがごっつはかどる機器の紹介
お次にクラスメソッドさんの記事。こちらの記事では、器材の面からリモートワークが語られています。
「高音質な通話」の価値、ということは新鮮な視点でした。通話可能イヤホンを考えていましたが、一考の価値ありですね。
リモートワークで重要な椅子について。ニトリの2万円の椅子で充分、という提言について。なるほど。検討しようと思います。
機能面というよりも見栄えの話ですが、マジックテープは気になりました。テープを使ってテーブルの裏面にコンセント類を貼り付けるのは良さそうですね。
リモートワークの設計と運用 / または Discord + VSCode LiveShare がいいぞという話
組織全体にリモートワークのノウハウがないと、特定メンバーへの情報伝達の失敗に気づけなかったりします
先述のリモートワークは組織全体で、みたいな話ですね。
内部状態の吐露、独り言を言えるのも立派な技術の一つです。
自分は独り言が少ないタイプだと思うので、意識して発露させていきたいですね。
今チャットできるかどうかを可能な限り低いコストで可視化する必要があり
ホントにコレだなぁ。 「今チャットしても大丈夫ですか?」みたいなチャットが苦手なので、工夫したい。
以上、情報収集の記録でした。
リモートワークの準備
ここからはリモートワークの準備について。自分が何をするべきか、どのようにリモートワークをするべきかについて。
リモートワーク環境を整える
自宅のデスクで長時間過ごすことになるので、快適な環境を用意したいです。
現在使っているのが楽天で購入した22,000円のダイニングテーブルセット。
テーブルには不満はないのですが、椅子は別途購入したほうが良いかもしれません。
ひとまずニトリで物色してみます。
通話環境については、ひとまず現状のままでいいかな。スピーカーホンはリモートワークが軌道に乗ってきたら、ご褒美的に買っても良いかも?
それ以外の面では、不便が発生したら適宜修正していくでいいかなと思ってます。
働きすぎない
リモートワークについて調べていてよく目にするのが、「働きすぎる」ということ。
自分の場合も気をつけていきたい。適切に休む、というのは以前の記事に書いたとおりです。
集中力を持続させるために、一人でもポモドーロしようかな。
また、体調管理的な側面も考えたほうが良さそうです。
在宅勤務だと「働けてしまう」問題はあると思います。通勤できるほど元気じゃないけど、家でなら働ける、くらいの体調不良の日はあります。
リモートワークだと体調不良を言い出しづらい(=サボってると思われる?)問題もあるようです。
自分の場合、どこを線引にするのか。線を引いたら、しっかり休むことを心がけなくては…。
自分の作業・状態を可視化する
リモートワークに限った話ではないですが、自分の作業と状態をこれまで以上に可視化した方が良さそうだと感じています。
公開ログを残すことを忘れないようにしたい。
週次で計画を回すチームが多いことを鑑みるに、日々の作業記録のようなラフな日報と、人に見られることを意識した週報の2種類を書こうかなとか考えています。
問題なければ、チーム全員が見られる場所に置きたい。
コミュニケーションに関しては、それがトータルでかかるコストを下げるならば、躊躇わずに行っていきたい。チャットを躊躇わない…は自分の課題かもしれません。
もちろん、HRT的な精神を忘れずに。(HRTの用法合ってるかな?)
またコミュニケーションされる側としても、「今チャットできる」「今席を外している」を何かしらの方法で可視化させたいですね。これは使用するチャットツール次第かな?
テキストコミュニケーションの精度を上げる
リモートワークについて調べていると、テキストコミュニケーションの精度について考えさせられます。
何かを決めるような場合、会話的なコミュニケーションが適しているかもしれません。
でもそれ以外の場合、非同期性を意識したい。「XXしてください」ではなく「YYなので、XXしてください、もし無理ならZZでも大丈夫です」のような。往復回数を減らして、まとまった集中できる時間を確保したいですね。
それから、ソースを提示することも忘れずに。ソースとなるURLを添付することを意識したいです。
以上、リモートワークの準備でした。準備、と言いつつ何か具体的なことをしたわけではないですが…。
まとめ: 高水準の入出力を、人間として持続させる
まとめです。リモートワークについて、その情報収集と準備をしてきました。
- 自分の状態・作業を可視化させる
- テキストコミュニケーションの精度を上げる
といったテクニカルな部分は、リモートワークによって毀損されるものを補うために必要なのかもしれません。
インプットとアウトプットを正確に、高速に、行っていくのに必要なテクニックなのだと思います。
そして、高水準なインプットとアウトプット(=入出力)を持続させるために、
- リモートワーク環境を整える
- 働きすぎない
と言った対策もまた必要になってくるのだと思います。
…なんて考えていると、自分は、長持ちする優秀な機械になりたいのか…?とか思え始めました…w
仕事に関してはそれで良いかもしれませんが、そればかりだと人間らしさを失いそうなのでw、より一層趣味とかプライベートを楽しみたい!という気持ちが出てきました。
人間として、高水準な入出力を持続させたいですね。
以上、経験不足の素人考えを多分に含みそうですが、リモートワークに関する情報収集と準備でした。
このブログを書いている人
追記
2020年2月25日、無事にリモートワークの仕事にありつくことができました。